DDC、広視野赤外線探査機に部品を提供(2019年9月11日)

WFirst-DDC

ボーイング社のCST-100スターライナー宇宙カプセルに搭載されたDDC製品

ニューヨーク州ボヘミア(2019年9月)-Data Device Corporation(DDC)は、広視野赤外線探査望遠鏡(WFIRST)に搭載される望遠鏡制御用電子ボックスに使用される高信頼性モーション制御シンクロ/レゾルバ-デジタル(R/D)変換コンポーネントを提供する企業としてL3Harris Technologiesに選定されたと発表しました。NASAは、ダークエネルギー、太陽系外惑星、赤外線天体物理学の分野における本質的な疑問を解決するためにWFIRSTを設計しています。

以下、Mike Agic氏コメント(DDCパワー&モーション・コントロール事業部マネージャー)

「DDCは、WFIRSTプログラムでL3Harrisと協力し、宇宙探査の進展を支援できることを光栄に思っています。またDDCは、RAD-PAK®技術、設計および/またはプロセスによる耐放射線性、トリプルモード冗長性、エラー訂正コードを備えた、宇宙用耐放射線コンポーネントおよびサブシステムの世界トップクラスのサプライヤーです。DDCの厳重に管理された製造工程は、最新の製造装置を活用し、最も過酷な宇宙環境で30年以上にわたって成功を収めてきた業界トップクラスの製品を製造しています。」

WFIRSTに搭載されるDDCの16ビット・モノリシック・トラッキングR/Dコンバータは、分解能、帯域幅、速度出力スケーリングなどのプログラム可能な機能を提供する、低コストで汎用性の高い最先端のシングルチップ・コンバータであり、DDCの基準発振器、90°位相のずれた2つの出力を持つ直交パワー正弦発振器もWFIRSTに搭載され、基準信号と直交信号の両方を同時に供給できます。

Data Device Corporation(DDC)は、航空宇宙、防衛、および産業用途向けの高信頼性接続、電源、制御ソリューション(データネットワーキングコンポーネントからプロセッサベースサブシステム、宇宙認定SBC、耐放射線コンポーネントまで、配電、制御、変換、モータ制御、モーションフィードバック)の設計および製造における世界的リーダーです。品質、納期、サポートにおいて数々の賞を受賞しているDDCは、50年以上にわたり、信頼できるリソースとしてこれらの業界に貢献してきました。効率性、信頼性、性能を最適化した実績あるソリューションを提供しています。DDCのブランドには、DDC、Beta Transformer Technology Corporation、National Hybrid Inc.、North Hills Signal Processing Corp.、Pascall Electronics Ltd.、XCEL Power Systems Ltd.などがあります。DDCはニューヨーク州ボヘミアに本社を置き、ニューヨーク、カリフォルニア、メキシコ、英国で製造事業を展開しています。

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