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TSN for Avionicsの特徴
イーサネットをベースとしている点で、TSN for Avionicsでは通信の優先度が設定され、さらにMIL-STD-1553Bのように限りなく遅延のない通信を実現します。
1つのデータが複数の機器に同じタイミングで行き渡ることで、データフュージョンを実現しすることも可能です。
同じ地点のを異なる時間や角度から観測したセンサーデータ、さまざまな波長で撮影した画像など、これらを一体化して活用することで、より深い洞察が得られます。
システムの一部に障害が発生した場合でも、正常な動作を継続できる仕組みになります。
TSN for Avionicsはフェールセーフの意識のもと、1553と同様に冗長性を考慮した設計がされています。
ハッキングやマルウェアの感染など、航空機システムにおいても、サイバー攻撃の標的となる危険性は潜んでいます。
その点でTSN for Avionicsは、サイバーセキュリティ性が規格として十分に盛り込まれているため、安全に活用できるようになっています。
1553規格は、わずか1M(メガ)bpsほど。
しかし、TSN for Avionicsでは、従来の利用用途に加えて汎用的な画像データの通信も考慮された40Gbps以上、潜在的には100Gbpsも可能とされています。
活用が期待される分野
航空宇宙分野で確かなノウハウを持つDDC/PDCだからこそ!
将来のアビオニクスに求められる認証
次世代のバスに求められる要素として、Ceritifiability(認証適格性)が挙げられます。
どれだけ優れている技術だとしても規格認証のないものが広く普及するのは難しいと言わざるを得ません。
DDC/PDCは、既存ラインナップ製品において、日本の航空機産業にとって
取得が非常に困難なFAAのDO-254,DO-178認証を取得済みで、
長年にわたり、防衛を始めとする航空産業にその製品を提供してまいりました。
TSN for Avionicsにおいても従来から培ってきたノウハウを最大活用することで、
順調にDO-254/178などの認証取得を進めております。